2番目に好きな人との結婚
「…もしかして 聞いたのか?…ハルさんから…」
…やっぱり わかっちゃったか…
「和也から 聞きたいの。…それまでは エッチしない。ご飯も 作ってあげない。洗濯も してあげない。…口も聞いてあげない」
「ご飯 作ってよ。…腹減った」
「じゃあ…教えて…」
…しばらく お互い黙ったまま 時間が過ぎて…和也が 重たい口を少しずつ開いた…
「…俺…入院してた…」
「…うん」
ぽつり…ぽつり…と 真実を 話始めた…
私の下に 腕を入れて…胸に顔を押し付けながら…一番の不安を口にした…
「…再発…するかもしれない…」