2番目に好きな人との結婚
和也の声が 落ち着いてきた…優しく私の頭を撫でてくれている…
「なんで あんなメール送ったんだ…やっぱり 待ってろって言えばよかったって後悔した…でも もう後悔してない。」
「和也…?」
見上げた和也は…穏やかな顔で微笑んでいた…優しい顔で私のお腹に手を当てて…
「 戻っても 俺がいなくなったら …また お前 ひとり残す事になったら…って 不安だったけど…お前は もうひとりじゃない。…こいつがいる。…こいつがお前を守ってくれる…俺の代わりに…
大丈夫。こいつには 毎日のように言い聞かせてるから。」
…あ、…お腹へのキス…
「…こいつは 誰の子?」
「…和也の子…」
和也が守って…和也が大事にしてくれてる子…誰よりも 愛してくれてる子…