2番目に好きな人との結婚


ある日 和也が珍しく本を読んでた…


「何 読んでるの?…珍しい…和也がマンガ以外の本 読んでるのなんか 初めて見たかも…」

「俺だって 本くらい読むわ!お前といる時は読まないだけで。…これ。そろそろな 」


赤ちゃんの名付け辞典…


「男か女か…聞いてないよ?…聞く?」

「いや、こいつは男。いっつも話してるから わかる。だから 男の名前だけ考えてる」

「本当に〜? 女だったら どうするの」

「男だって!…よし、やっぱり これ!」


いつものキスの姿勢で 和也が呼びかけた

「お前の名前は えいごだ。永護〜!」
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