2番目に好きな人との結婚
その 「なんで」が なぜ ここに俺がいるのか の問いか、なぜ 和也君の事を知っているのか の問いかは わからなかった
でも…明らかに 澪が死に向かうのを止められた言葉だ…現実に戻ってきたんだ…
それが…涙が出る程 嬉しいとはな…
「澪…この子、どうするの? これから…どうするの?」
「…守る。和也の子を…守る」
…もう 大丈夫だ。澪の目にはしっかりとこの子を守るという強い意思がある…
後は…俺を受け入れてくれるか…だな。
だけど…今日は もういい…
澪が 俺の顔を見てくれただけで…
「じゃあ、寝ないと…ずっと 寝てないんだろ? この子の為に 寝て。きっと 和也君も そう思ってる…」
…澪は 何日か振りに 眠りについた。
途中 何度も 「和也…」と 呟いて…