2番目に好きな人との結婚
産院からの帰り道…のんびりと 並木道を通って 帰る…
「桜…知らないうちに 散ってたな〜。…また 来年だね。永護…」
和也君と 見に来ようと 約束していたんだろう…少し寂しそうに桜の木を見上げている…
「澪…来年は 俺が一緒に桜を見てもいいか?…お前と 永護と 」
「洸太…私はこの子を 和也の子と思ってるの。…そう思いたいの。和也を…まだ愛している…ハル兄から 聞いたの?
和也の事。和也がいなくても…私は…。
洸太には 本当に ひどい事してる…」
「わかってる。お前の気持ちも…永護が和也君の子だと いう事も…それでも、
俺がお前達を守りたいんだ。…そして…和也君の頼みでも あるんだ」
どういう事?という顔をしている澪を 促して ベンチに座って 和也君からの手紙の内容や ハルさんから事情を聞いた事を澪に話した…
そして 最後の手紙を澪に見せた…