2番目に好きな人との結婚


「…そろそろ 帰って 澪の様子、見に行きますか? ハルさん」

「…ああ、そうだな 」


永護を 呼ぼうとした時…後ろから大きな声で…


「永護〜! 洸太〜!」


…と 手を振りながら近づく澪の姿が見えた…


「ママ!」と 叫び 満面の笑みで 澪に飛び込む 永護を抱っこして


「永護、重たい〜! はい、パパ 」
と 俺の横に来て 永護を渡す…



「あれ?ハル兄!…来てたの? …どうしたの? 2人とも…ぽかんとして…何?」


…それは…澪の元気さにびっくりして…


2人で 声も出ないほど驚いていた…

きっと まだ和也君を想って 泣いていると 思っていたから…

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