2番目に好きな人との結婚
俺の服のすそを つまんでただけの澪の手が 伸びて…俺の腰に 回った…
「これは 洸太が 優しいから…暖かいからだから。洸太のせいだから…ひとりにしないで。…うん。ゆっくりね…洸太、ありがとう。…ありがとう…」
俺にしがみつき 泣く澪を…やっぱり守りたい。心から 幸せにしたいと 思った。
…たぶん 俺も 強くなったんだな。
今までは…強がってた だけだ。
俺も…ありのままでいるよ。
それでも…そばにいてくれるだろ?澪
だって 確かに感じるんだ…
俺への愛も…