2番目に好きな人との結婚
「……ハル兄に 会いたいな…」
ボソっと 呟いた…
「……そうね、しばらく 会ってないから…さ、少し 寝なさい。今日は泊まるんでしょ? おやすみ…」
そう言って お母さんは出て行った…
お母さんが出て行って すぐ後……私のケータイが鳴った…
瞬間、身体がビクッとなったけど…着信画面で 洸太とわかり……ホッとした…
さっきの お母さんとの会話で……罪悪感は 薄れて…洸太を愛せてるのかも…と
思うと……心に 安らぎができた…
それに……和也が この番号を 知ってる訳…ないんだった……
通話ボタンを 押す……