2番目に好きな人との結婚
『もしもし…澪? 』
私が 喋る前に 洸太が 喋りだす…
「もしもし、洸太…今 帰ってきたの?
……おかえりなさい」
『やっぱり…まだ実家だよな………さみしい…』
洸太の声で…心が 暖かくなっていく…
「…洸太…つわり きたみたい…」
『えっ!…大丈夫なの? …つらい?』
「うん…大丈夫。明日…洸太が 帰ってくるまでには 電車で帰るね。」
『……なんで 電車?…クルマは?』
「このまま…手放す事にした……MT
しんどいしね!」
……少しだけ…嘘をついた……
『…今から 迎えに行く!』
「…! だめだよ! 洸太が寝る時間 なくなっちゃう!…明日 帰るから…ね?」
今から すぐに出ても…家に着く頃には
午前をかなり過ぎてしまう…