2番目に好きな人との結婚
「 行くぞ!」
気合い満々で 私を抱きかかえる。
「これで 階上 行けるの?…ぎっくり腰とか…ならないでよ。おじさん…」
「誰がおじさんだ!まだお兄さんだ!」
「…じゃあ お兄さん。階下の電気を消したいのでこのままで お願いね。節電!」
「…う、はい…」
そして 階下の部屋を 回る…途中 何回もキスで 止まって…
「よし! やっとだ!」
嬉しそうに 階上のベッドルームへと向かう…
洸太…私 今、すごく 幸せだよ…
ぎゅっと 洸太に しがみつく…
「…澪? 」
「洸太…夫婦って…楽しいねっ!」
洸太が 優しく微笑み キスする…
遠回りして…やっと 掴んだ 幸せ…
もう…手放したくない…