2番目に好きな人との結婚
洸太の腕枕で 背中から抱き締められ
微睡み始めていると また洸太に起こされる……
「もう! また 起こす! 眠たいの!」
「ごめん ごめん。…でも 聞いておきたくて。来週、何の日?」
「ん?……今日は…何日?14…あ、もう 15? で…来週だと…22… 11/22!
いい夫婦の日! 結婚記念日! 」
「正解! どうする?何かしたい? 来年からは こいつ いるからな。2人でゆっくりできるのは 今年位だぞ。」
「そっかぁ…来年 この子…いるんだ…
どうしよ…でも 洸太と どっかは行きたい! 洸太は? 休みの日でしょ? 」
「…温泉でも 行く? 予約 取れたら。
あまり いい所は 取れないかもしれないけど… 」
「行く〜! どこでも いい!」
寝返り 洸太に抱きつく。
…1年か…1年 洸太との 生活を楽しめなかった…
これからは 思い切り 楽しもう…