Goodbye My Baby
私は、わりとオトナっぽい顔立ちをしている。

背も高めだし、高校生くらいに間違えられることも多い。



だからだろうか、



『星野って絶対処女じゃねぇよな』

『ヤッてるだろ、あれは』

『処女膜破れてんだろ』

『ビッチって星野みたいなヤツのこというんだよな』

『あー、やっぱヤるなら処女だよな』

『星野はマジないわ』




男子たちから、そんな言葉を投げられることも多かった。





でも、優哉はそうじゃなかった。

私を大切にしてくれた。


だから、好きだった。





・・・大丈夫。

優哉なら、きっと大丈夫。



それに、優哉に嫌われたくないという気持ちも少しあった。


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