超絶イケメン兄弟と甘々ライフ





「好きになるなら俺にしとけっていったじゃん。」


拓也が涙を拭いてくれた


「あいつの元カノさ、デートに行く途中に事故にあったんだ。
横断歩道を渡らずに道路を横切ろうとしてトラックに...」


「...」


「それから悠は変わったよ。
笑うことが少なくなった」


「そして毎日悠は病院に通っていたんだ。
ある日事故にあった彼女の両親が『植物状態から意識を取り戻すことはほぼないと言っていいらしい。気の毒だが悠くんもこの子の事は忘れて今より幸せになってくれ』と別れを告げられたらしい」





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