擬人化カレシ。



「そうですよね…ごめんなさい…」




「いや、俺こそなんかごめんな?

そりゃあ今までただの先輩後輩の間柄だったし

いきなり呼び捨ては慣れないよな~」




そう言って先輩は頭を軽く掻きながら

いつもみたいに目を細めて笑う



そんな先輩の笑顔を見てるだけで

私は幸せを感じる


やっぱり、未だに彼女になれたのが

夢なんじゃないかって思ってしまう



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