ユビキリゲンマ
4章 平和な日々
やっと、やっと平和な日々が訪れた。
私が殺してしまった橋本さんは、私の事故防衛でなくなったことになった。
だから、私も事故防衛をしただけとして無罪になった。
橋本さんのご両親は行方不明だそうだ。
でもね、私にいくら平和な日々が来たって二人は帰ってこない。
あのこが殺したんだ。
そう思うと憎たらしかった。
私が殺したのが正解のように感じた。
私の生活に二人が欠けたら
ぽっかり穴が空いた気になる。
前までは二人がいたことが当たり前だった。
しかも、優子が殺されたとき、私が逃げてしまったのも気がかりだった。
自分のせいだ、と。
私が殺してしまった橋本さんは、私の事故防衛でなくなったことになった。
だから、私も事故防衛をしただけとして無罪になった。
橋本さんのご両親は行方不明だそうだ。
でもね、私にいくら平和な日々が来たって二人は帰ってこない。
あのこが殺したんだ。
そう思うと憎たらしかった。
私が殺したのが正解のように感じた。
私の生活に二人が欠けたら
ぽっかり穴が空いた気になる。
前までは二人がいたことが当たり前だった。
しかも、優子が殺されたとき、私が逃げてしまったのも気がかりだった。
自分のせいだ、と。