滅びの彼方
あとがき
最後まで読んで頂き本当にありがとうございます。
作者の六ノ助と申します。
2作目の完結作となりました。
そして初めて短編を書いたので、うまくまとまらないわ、支離滅裂だわで大変読み辛かったと思います…(汗
実はこのお話、普通に短編としても読んで頂けるのですが、
若干花嫁と咎人とリンクしています。
半スピンオフと言ってもいいくらいかもしれませんが…(汗
一応最後の方は花咎完結後から数年経ったという設定になっているので、言わずもがなリチィルと会談したのは例のアイツという事になります。
これはこれで気付いて下さった方がいたら嬉しいな…^p^//
さて、滅びの彼方はかなり前から書きたいなと思っていた作品で、色々設定を温めてはいたのですが、なかなか引っ張り出せず…。
あれやこれや設定を練り直して、ようやく形にできました。
本編で登場したローレンツ(デヴァーデンの王)と宰相リチィル。
残念ながらローレンツはリチィルと別れた後、海を渡り、超大国フィレンツィリアの大事件に巻き込まれて亡くなってしまいます。
一方王と別れたリチィルはその後、今の国政に不満を持つ怒れる民衆たちを集めて反乱軍・革命軍を結成し、ザルバ王に戦いを挑みます。
そして十数年という長い内乱の末、ついにザルバ王を追い詰め廃位させました。
今まで王の駒としてその才能を滅びへと使ってきたリチィルですが、デヴァーデン王と出会う事で自らの存在意義を問い、その価値を見出すことで、自分にできることを考えるようになった結果が、最後の結末だと思っています。
相変わらず未熟な私が書いた物語ですが、少しでも皆様の心に残る作品になれたら幸いです。
長くなってしまいましたが、これにてあとがきとさせて頂きます。
2014年4月2日(水)
六ノ助