元ヤンの初恋


その日の休み時間、いつものように私の席にやってきた、相田に聞いてみた。




「ねぇ、相田くん?朝、話してた楠本くんって……」




そう聞くと、相田は少し切なそうな顔をした。




「桜ちゃんも、あいつのこと気になるの?」














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