お向かいさんに恋をして
「うっわー! もうこんな時間!
楽しいと時間経つの早いよねー!
焦る!! ヤバイ!
さくらちゃん、あたしこれからバイトなの!
楽しかったよ、またね!」
「あ、はい!
留奈さんいってらっしゃい」
突然嵐のように現れたお隣さんは、やっぱり突然嵐のように去って行った。
嵐の過ぎ去った後の部屋は、妙に静かに感じるな、と思いながらテーブルの上を片付ける。
二時間ほどおしゃべりを楽しんでいる間に、
「せっかくこれから友達になろうってゆーのに、苗字で呼びあうのは淋しいよねー」
と言いだしたお隣さんの提案で、名前で呼び合うことになった。
本当は「留奈ちゃん」と呼ばれたいらしいけど、さすがに年上にちゃん付けは……と、そこは丁寧にお断りした。
まさか引越してきて翌日に友達ができると思わなかったな。
素敵なお向かいさんと楽しいお隣さんに、私の心はほっこりした。
楽しいと時間経つの早いよねー!
焦る!! ヤバイ!
さくらちゃん、あたしこれからバイトなの!
楽しかったよ、またね!」
「あ、はい!
留奈さんいってらっしゃい」
突然嵐のように現れたお隣さんは、やっぱり突然嵐のように去って行った。
嵐の過ぎ去った後の部屋は、妙に静かに感じるな、と思いながらテーブルの上を片付ける。
二時間ほどおしゃべりを楽しんでいる間に、
「せっかくこれから友達になろうってゆーのに、苗字で呼びあうのは淋しいよねー」
と言いだしたお隣さんの提案で、名前で呼び合うことになった。
本当は「留奈ちゃん」と呼ばれたいらしいけど、さすがに年上にちゃん付けは……と、そこは丁寧にお断りした。
まさか引越してきて翌日に友達ができると思わなかったな。
素敵なお向かいさんと楽しいお隣さんに、私の心はほっこりした。