お向かいさんに恋をして
「どうしたんですか?
こんなところで」
私は思いがけず出逢えた嬉しさを抑えられず、ワクワクしながら尋ねた。
「ああ、取引先の方と待ち合わせなんだけど、急に1時間くらい遅れるって言われちゃって……。
どうやって時間を潰そうか考えてたとこなんだ。
波江さんは?」
「あ、私は……。
バイトに行ったんですけど、勘違いでシフト入ってなくて。
ぽっかり空いた時間をどう使おうか、考えてたとこです」
「奇遇だね、僕たちお互いに空いた時間の使い方、考えてるとこなんだね」
わあ、秋中さんが私に笑いかけてくれてる。
それに、同じこと考えていたなんて。
なんか、ドキドキしちゃう!
さっきまで考えこんたり悩んだり慌てたり、今日はアンラッキーだな、なんて思ってたけど、逆だった!
こんなところで」
私は思いがけず出逢えた嬉しさを抑えられず、ワクワクしながら尋ねた。
「ああ、取引先の方と待ち合わせなんだけど、急に1時間くらい遅れるって言われちゃって……。
どうやって時間を潰そうか考えてたとこなんだ。
波江さんは?」
「あ、私は……。
バイトに行ったんですけど、勘違いでシフト入ってなくて。
ぽっかり空いた時間をどう使おうか、考えてたとこです」
「奇遇だね、僕たちお互いに空いた時間の使い方、考えてるとこなんだね」
わあ、秋中さんが私に笑いかけてくれてる。
それに、同じこと考えていたなんて。
なんか、ドキドキしちゃう!
さっきまで考えこんたり悩んだり慌てたり、今日はアンラッキーだな、なんて思ってたけど、逆だった!