お向かいさんに恋をして
「おっと……。
波江さん、連絡が入ったから失礼するね。
仕事に戻らないと」
秋中さんは爽やかに去っていった。
「あ、え、はい……!
お仕事、頑張ってくださいねっ!」
楽しい時間ってすぐ過ぎちゃうんだなぁ。
ため息を吐きながら、さっきよりも薄く感じる紅茶をすする。
恋をすると、時間の感覚も紅茶の味も変わっちゃうんだ……。
わたしはそんなことを考えながら、紅茶にレモンと砂糖を足した。
ゆっくり紅茶を飲み終えてレジに向かうと「お会計はお済みですよ」と、笑顔の女性に言われた。
秋中さん、爽やかな上にスマート。
さすが、大人の男性って感じ。
そうだ、今度お礼を言いに行こう!
良い口実が出来ちゃったかもっ!
波江さん、連絡が入ったから失礼するね。
仕事に戻らないと」
秋中さんは爽やかに去っていった。
「あ、え、はい……!
お仕事、頑張ってくださいねっ!」
楽しい時間ってすぐ過ぎちゃうんだなぁ。
ため息を吐きながら、さっきよりも薄く感じる紅茶をすする。
恋をすると、時間の感覚も紅茶の味も変わっちゃうんだ……。
わたしはそんなことを考えながら、紅茶にレモンと砂糖を足した。
ゆっくり紅茶を飲み終えてレジに向かうと「お会計はお済みですよ」と、笑顔の女性に言われた。
秋中さん、爽やかな上にスマート。
さすが、大人の男性って感じ。
そうだ、今度お礼を言いに行こう!
良い口実が出来ちゃったかもっ!