お向かいさんに恋をして
「そうだよさくらちゃん。
色んな可能性を考えてみなくっちゃ!」
きなこちゃんはくるくるとストローでメロンソーダをかき混ぜながら言った。
炭酸抜けちゃうよ? と言ってあげたかったけど、気持ち的にそれどころじゃなかった。
「……とりあえず、秋中さんの指を確認してみたら良いのかな?
指輪があるか、ないか」
秋中さんの指を意識して見たことはないから、確認が必要だ。
「おおっ!
さくらちゃん立ち直った?!
それが良いと思うよ?
本人に聞きにくくて悩んでるみたいだけど、確認する術はあるもんねっ」
きなこちゃんはやっぱりにこにこと優しい笑顔を浮かべながら私を励ましてくれた。
「うん、ありがとう、きなこちゃん!」
色んな可能性を考えてみなくっちゃ!」
きなこちゃんはくるくるとストローでメロンソーダをかき混ぜながら言った。
炭酸抜けちゃうよ? と言ってあげたかったけど、気持ち的にそれどころじゃなかった。
「……とりあえず、秋中さんの指を確認してみたら良いのかな?
指輪があるか、ないか」
秋中さんの指を意識して見たことはないから、確認が必要だ。
「おおっ!
さくらちゃん立ち直った?!
それが良いと思うよ?
本人に聞きにくくて悩んでるみたいだけど、確認する術はあるもんねっ」
きなこちゃんはやっぱりにこにこと優しい笑顔を浮かべながら私を励ましてくれた。
「うん、ありがとう、きなこちゃん!」