運命のように君を愛してる~先生との赤い糸~
幸せな朝とキスマーク
【枢】
朝、6:30
「…もう朝か…」
目が覚めて、隣を見ると優姫がいない。
夕べは結局あれから、俺は全く手加減できなかった。
本当は、優姫が卒業するまでは待つつもりでいた。
けど、優姫と俺の『想い』は限界を超えて愛を確かめ合った。
「…親父に殴られるな」
俺はそう呟きながら、服を着て寝室を出た。
リビングに行くと、いつもように朝食を作っていた。
「あっ、起きた?おはよ、枢」
「おはよ、優姫。…身体は大丈夫か?」
俺は優姫を後ろから、抱き締めて首筋にキスをした。
「…ちょ、なにして…あっ…」
「…お前、朝からそんな声を出して煽るなよ。止まらなくなるだろ?」
「なっ…!」
優姫の顔は真っ赤になった。
「…ブッ、なんて顔してんだよ。その調子なら身体は大丈夫そうだな」
「…もう、枢のバカ…」
「はいはい、ごめん」
そんなやり取りをしながら、俺たちは朝食を食べた。