運命のように君を愛してる~先生との赤い糸~
【優姫】
幸野先生と陸が出ていた後、枢は息を切らせながらその場らベッドのほうへ向かう。
「はぁ、はぁ…」
「枢」
「優姫…お前はウチに帰ってろ!」
「嫌だ!」
私が抱き着いた勢いで、枢はベッドに腰を沈めた。
「おい、わかってるのか!?俺の状態…。今にも、理性が飛びそうなんだぞ!!」
「…飛んでいい!酷い事をされてもいい!!」
「…っ!」
そう言った瞬間、枢はなにが切れて私の舌を貪るように絡め捕って苦しいほどの深いキスをした。
あっという間に服を脱がされる。
「んんっふぁ…はあ…枢…待って…っ」
「…待ってない。…優姫、優姫!」
まったく余裕がない枢が私の中に入って来た。
いつもよりも、激しい感覚とキスに甘い声が止まらなかった。
…ただ、嬉しかった。
あの人じゃなく、私を求めてくれたことが…
私たちは、気を失うまで抱き合っていた。