僕のとなりで。
第1章
‐ねぇ、リョウくん。例えばの話…例えばなんだけど、リョウくんと彼氏彼女じゃなくなっても、ずっと一緒にいる気がするんだよね。
一緒にいるのが自然で当たり前なんだけど、1番大切な人…。
そんな感じがする。
私達は出会わなきゃいけなかったんだと思うんだ…。‐
君の一言が嬉しくて、愛しくて、でも、なんとなく恥ずかしくて、君の笑顔に背中を向けてしまった自分を、今でも後悔している…。