僕のとなりで。
第7章
君と僕の間にウソはなかったね。


まっすぐ

ぶつかってくる君。


僕は

君を受け止められると思ってたよ。



まっすぐ

ぶつける僕。



君は

すべてを受け止めてくれたね。



言葉がなくても

お互いのことが分かる気がしてた。



あの日に

戻れるなら

僕は

なんでもやる。



君を守れなかった日。



そう…

すべて僕が悪いんだ。



君の言葉に

背中を向けた

素直じゃない僕が…。



< 61 / 110 >

この作品をシェア

pagetop