【更新停止します】ツンデレ男子捕獲作戦☆





翌日。





「……どうしよう」




結局樹くんとは話すことができず、唯とはそのままお開きになってしまった。作戦とかそんなアホなこと考えてる暇なんかなかったし。



今日樹くんとどう接しようか考えてはいたけど…何も浮かんでこなかった。




ああああああ。



「今すぐ叫びたい……」



「……」




「でも頑張らなきゃな…よし!ここは一発自分にパンチだ!とりゃ!…痛い!!」



「見てるこっちが痛いわ」



「へ?」



自分で自分をパンチしている最中に、後ろから声がかかる。……あ、この声は。




「麻衣じゃないかおはよう!」



「あんた何かあったの?」



「あたしのあいさつは華麗にスルーですかまあいいけど。別に何もないよ、ちょっとおっかさんと喧嘩みたいな」



「今日あんたのお母さんに会ったけど普通だったわよ。『雫は学校でどう?アホな子だけど4649☆』って言ってたし」



「………」



ある意味大問題じゃねえか。





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