【更新停止します】ツンデレ男子捕獲作戦☆
ちゃーんちゃーんちゃーんちゃーちゃちゃーんちゃーちゃちゃーん。
30秒ほど経ったが未だ音は鳴り響く。
あたしは当然のごとく無視を貫くが。
「…………」
ちゃーんちゃーんちゃーんちゃーちゃちゃーんちゃーちゃーちゃーん。
「………」
ちゃーんちゃーちゃちゃーんちゃちゃちゃちゃちゃっちゃちゃーん。
「………」
ちゃーん、ちゃ、
「うっとうしいわあきらめろ!!」
『あ、やっと出た貧乳』
「よし切る」
あまりにもうるさくて思わず出たが、出て後悔した。くそ野郎が。
が。
『いーのかなぁー???』
とてつもなくうざい口調で唯がそう言ってくる。
あたしはため息をついて返事を返そうと口を開きかけて、
『樹にかわろうとおもってんだけどなぁ、そーかそーか貧乳ちゃんは切るかぁ』
「唯様どうぞかわってくださいませお願いします」
返答する言葉を変えた。
『えぇー??どーっしよっかなァ~?唯君傷ついちゃったしなぁ~?』
「アイスおごります」
『よし分かった』
……ヨシ!
あたしはガッツポーズをしながら右耳に全神経を集中させた。