【更新停止します】ツンデレ男子捕獲作戦☆
「は?そんなの聞いてないんだけど。どうせちょっと目が合ったからでしょ」
「いやいや、そんな簡単なものではないんですよっよっよ」
「ふーん」
ふーん、じゃなくて!
「もうあたしスイッチ入っちゃったからね。やる気スイッチ見つけちゃったからね。話しますからね!!?」
「勝手にすれば」
目を合わせずにあたしのドーナツをあたしのトレイから持っていく樹くん。もう自分の分はないみたいだ。それ楽しみにしてたやつ。
唯なら許さんけど樹くんなら余裕で許せちゃうんだよね。
「あのね樹くん。あたしが好きになった理由はね……ちょっと前のことなんだよ。樹くん覚えてる?」
「全然」
だめだこりゃ。
うん……もういいよ、樹くん無視して話そう。
「あのね……」
あたしは樹くんが聞いてるかも分からないけど、少しでも聞こえるようにゆっくりはっきり、話した。