桜思い出す頃
7章
冬休みに入り、俺は若菜と毎日連絡をとりあっている。
そして冬休みに入って1週間が経った頃、
急に若菜から呼び出しがあったので、急いで若菜の家に向かった。
「若菜、どーした?」
若菜は頬を赤めている。
「ごめんね?ちょっと…悟の顔が見たかったの……」
え、待って。なにこの可愛い小動物は。
若菜は無意識だろうがいつも上目遣いで俺をドキドキさせてくる。
そして、恥ずかしがりの若菜の一言は本当に心がこもっていて、身に染みるくらい、愛しい気持ちでいっぱいになる。
「なにか、あったのかと心配した。ってか若菜可愛すぎ…」
何言ってんだろう。
言った後は少し後悔したが若菜の顔を見ると、そんな後悔すぐにどこかに行って幸せな気持ちになれた。
若菜はとても恥ずかしそうに頬を赤めていて俯いたままで、上がってと言いリビングに入って行った。
「悟。コーラでいい?」
「なんでもいーよ。ありがとう」
久々だから、緊張してしまう。
まあ、若菜といる時はいつも緊張しているが…
「今日…ね?親…出張でいないんだ…」
へっ!?
思わず間抜けな声を出してしまった。
親が居ない。わざわざ言いに来るってことは……いやいや、まさか若菜がなー
「悟。私を今日悟のものにして。」
ゲホッ……ゲホッ……
むせてしまった。
「急にどーしたんだよ?」
そういうと若菜はいきなりキスしてきた。
それにつられて俺もキスに答える。
二人の息が荒々しくなってくる。
「ふっ……あ……」
そして、俺たちはこの夜一つになってお互いの愛を確かめあった。
「いきなり、ごめんね?」
「いや、いーけど、若菜の最初を俺がもらってよかったのか?」
まあ、俺は俺で良かったと思ってるけど。
「うん。悟でよかった。ありがとう。私のわがままはこれで最後にするから」
「いや、若菜はいつも溜め込みすぎなんだからもっとわがままでいーよ。」
冬休みの終わりが近付いて来る時、
大志からいつもの6人で、日帰りで遠出しないかと言われた。
当然返事は、大丈夫と送った。
そして、冬休みが終わる3日前に来て
今日が日帰りで遠出する日。
でもどこ行くかは聞いてないんだよな。
「悟。今日はイルミネーション見に行くぞ。」
大志はみんなで、イルミネーションが見たかったらしい。
まあ、俺も初めてだから、みんなで来れるのは素直に嬉しい。
「わあーキレイ。」
みんな、イルミネーションに夢中になっている。
まあ、当たり前の話だけど。
イルミネーションのなかに、サンリオの、キャラクターがいっぱい居てとても、可愛かった。
そして、俺たちはイルミネーションを見た後各自帰宅した。
冬休みも終わり、今日は始業式。
クラス替えではまた、みんな奇跡的に同じクラスになった。
「みんな、一緒だねー」
夏蓮は嬉しそうに言った。
校長のくだらない話を聞き、始業式が終わり、俺たちはクラスに戻った。
ホームルームが終わり、今日の学校は終わった。
そしたら何故か、クラスの前には意外にも海聖が立っていた。
「みんな、久し振り。クラスみんな一緒で俺だけ、仲間はずれかよー」
と海聖は笑いながら言っていた。
どこか、寂しげな顔をしているように見えたのは俺だけ?
「悟。今日、ちょっと話があるけど、若菜、今日悟少しの間借りてもいい?」
葵が珍しく誘ってきた。が…
俺は物じゃねーーーーーー
「うん。いいよ?」
若菜もそこは否定しよーぜ…。
「ごめんね?じゃ、悟行くよ。」
「え、行くって…どこにだよ?」
「とりあえずついてきて?」
葵についていくと、目の前には海。
とても、キレイで眺めていた。
そしたら、
「ねえ、悟。若菜とは…どう?」
葵が悲しげに寂しそうに聞いてきた。
「え?うん…まあ、順調だよ?」
葵は、そっか。と言い海を眺めていた。
「何か話があるんじゃないのか?」
「うん。ちょっとね……」
「なに?」
「私ね?実は中学の時、海聖と付き合ってたの。」
俺は一瞬びっくりしたが、葵の話を黙って聞く。
「私たち本当はラブラブで、学校公認のカップルだったんだ。
でも、ある日海聖が姿を見せなくなって、私はドン底の気分だったの
でも、どん底の私を救ってくれたのが…悟。
私は、海聖の事もあって、恋愛に一歩踏み出せなかったの。色んな人に告白はされたけど、全部断ってきた。裏切られるのが怖いから。
でも、悟はそんな私の心の中をあっという間に光へと変えてくれた。
悟。若菜には悪いけど、私は…悟が好き。
この恋が叶うわけないと分かってる。
だから…ね?私決めたの。
私、これから片想いするの。」
それから葵は黙り込んだ。
「ありがと。葵の気持ちすっげー嬉しい。俺も今まで若菜と出会うまで付き合ったことなくて、ひたすら彼女がほしいとか思ってた。
でも、若菜と出会ってから俺は人を愛する大切さを知った。
俺は若菜が好きなんだ。だから若菜を不安にさせたくない。初めての彼女だからとかじゃなく、若菜が好きだから大事にしたい。
ごめんな。葵。
葵は本当に良い奴だし気さくだから絶対素敵なやつが現れるよ。」
葵は俯きながら、ありがとう。と言った。
翌日
「若菜ー昨日はごめんねー」
「あっ、うん。全然大丈夫だよ?」
「本当ごめんね?悟と話が出来て、良かった。若菜を不安にさせたかな?」
「少し寂しかったけど、葵は友達なんだし、私は悟を信用してるから。」
若菜は、顔を手で隠しながら言っていた。
2年生になって、春が過ぎ、ムシムシとする、季節がやってきた。
2年生になって、進路のことで忙しくて、すれ違いの数も遊ぶ回数も減ってきた。
夏休みに入る直前、事件は起きた。
そして冬休みに入って1週間が経った頃、
急に若菜から呼び出しがあったので、急いで若菜の家に向かった。
「若菜、どーした?」
若菜は頬を赤めている。
「ごめんね?ちょっと…悟の顔が見たかったの……」
え、待って。なにこの可愛い小動物は。
若菜は無意識だろうがいつも上目遣いで俺をドキドキさせてくる。
そして、恥ずかしがりの若菜の一言は本当に心がこもっていて、身に染みるくらい、愛しい気持ちでいっぱいになる。
「なにか、あったのかと心配した。ってか若菜可愛すぎ…」
何言ってんだろう。
言った後は少し後悔したが若菜の顔を見ると、そんな後悔すぐにどこかに行って幸せな気持ちになれた。
若菜はとても恥ずかしそうに頬を赤めていて俯いたままで、上がってと言いリビングに入って行った。
「悟。コーラでいい?」
「なんでもいーよ。ありがとう」
久々だから、緊張してしまう。
まあ、若菜といる時はいつも緊張しているが…
「今日…ね?親…出張でいないんだ…」
へっ!?
思わず間抜けな声を出してしまった。
親が居ない。わざわざ言いに来るってことは……いやいや、まさか若菜がなー
「悟。私を今日悟のものにして。」
ゲホッ……ゲホッ……
むせてしまった。
「急にどーしたんだよ?」
そういうと若菜はいきなりキスしてきた。
それにつられて俺もキスに答える。
二人の息が荒々しくなってくる。
「ふっ……あ……」
そして、俺たちはこの夜一つになってお互いの愛を確かめあった。
「いきなり、ごめんね?」
「いや、いーけど、若菜の最初を俺がもらってよかったのか?」
まあ、俺は俺で良かったと思ってるけど。
「うん。悟でよかった。ありがとう。私のわがままはこれで最後にするから」
「いや、若菜はいつも溜め込みすぎなんだからもっとわがままでいーよ。」
冬休みの終わりが近付いて来る時、
大志からいつもの6人で、日帰りで遠出しないかと言われた。
当然返事は、大丈夫と送った。
そして、冬休みが終わる3日前に来て
今日が日帰りで遠出する日。
でもどこ行くかは聞いてないんだよな。
「悟。今日はイルミネーション見に行くぞ。」
大志はみんなで、イルミネーションが見たかったらしい。
まあ、俺も初めてだから、みんなで来れるのは素直に嬉しい。
「わあーキレイ。」
みんな、イルミネーションに夢中になっている。
まあ、当たり前の話だけど。
イルミネーションのなかに、サンリオの、キャラクターがいっぱい居てとても、可愛かった。
そして、俺たちはイルミネーションを見た後各自帰宅した。
冬休みも終わり、今日は始業式。
クラス替えではまた、みんな奇跡的に同じクラスになった。
「みんな、一緒だねー」
夏蓮は嬉しそうに言った。
校長のくだらない話を聞き、始業式が終わり、俺たちはクラスに戻った。
ホームルームが終わり、今日の学校は終わった。
そしたら何故か、クラスの前には意外にも海聖が立っていた。
「みんな、久し振り。クラスみんな一緒で俺だけ、仲間はずれかよー」
と海聖は笑いながら言っていた。
どこか、寂しげな顔をしているように見えたのは俺だけ?
「悟。今日、ちょっと話があるけど、若菜、今日悟少しの間借りてもいい?」
葵が珍しく誘ってきた。が…
俺は物じゃねーーーーーー
「うん。いいよ?」
若菜もそこは否定しよーぜ…。
「ごめんね?じゃ、悟行くよ。」
「え、行くって…どこにだよ?」
「とりあえずついてきて?」
葵についていくと、目の前には海。
とても、キレイで眺めていた。
そしたら、
「ねえ、悟。若菜とは…どう?」
葵が悲しげに寂しそうに聞いてきた。
「え?うん…まあ、順調だよ?」
葵は、そっか。と言い海を眺めていた。
「何か話があるんじゃないのか?」
「うん。ちょっとね……」
「なに?」
「私ね?実は中学の時、海聖と付き合ってたの。」
俺は一瞬びっくりしたが、葵の話を黙って聞く。
「私たち本当はラブラブで、学校公認のカップルだったんだ。
でも、ある日海聖が姿を見せなくなって、私はドン底の気分だったの
でも、どん底の私を救ってくれたのが…悟。
私は、海聖の事もあって、恋愛に一歩踏み出せなかったの。色んな人に告白はされたけど、全部断ってきた。裏切られるのが怖いから。
でも、悟はそんな私の心の中をあっという間に光へと変えてくれた。
悟。若菜には悪いけど、私は…悟が好き。
この恋が叶うわけないと分かってる。
だから…ね?私決めたの。
私、これから片想いするの。」
それから葵は黙り込んだ。
「ありがと。葵の気持ちすっげー嬉しい。俺も今まで若菜と出会うまで付き合ったことなくて、ひたすら彼女がほしいとか思ってた。
でも、若菜と出会ってから俺は人を愛する大切さを知った。
俺は若菜が好きなんだ。だから若菜を不安にさせたくない。初めての彼女だからとかじゃなく、若菜が好きだから大事にしたい。
ごめんな。葵。
葵は本当に良い奴だし気さくだから絶対素敵なやつが現れるよ。」
葵は俯きながら、ありがとう。と言った。
翌日
「若菜ー昨日はごめんねー」
「あっ、うん。全然大丈夫だよ?」
「本当ごめんね?悟と話が出来て、良かった。若菜を不安にさせたかな?」
「少し寂しかったけど、葵は友達なんだし、私は悟を信用してるから。」
若菜は、顔を手で隠しながら言っていた。
2年生になって、春が過ぎ、ムシムシとする、季節がやってきた。
2年生になって、進路のことで忙しくて、すれ違いの数も遊ぶ回数も減ってきた。
夏休みに入る直前、事件は起きた。