桜思い出す頃
9章
若菜が居なくなって、連絡もとれずにいたらもう夏休みに入っていた。
俺はどーすることも出来ずに、日々は無性に過ぎるだけだった。
そんなある日、突然大志から連絡がきた。
今日、時間ある?
たったこれだけだった。
でも俺は毎日家でゴロゴロして、若菜の無事を祈るだけだった。
「急に悪いな。なあ、一つ提案あるんだ。」
「なに?」
「若菜を探さねーか?」
っ!?
俺はびっくりしすぎて、声も出なかった。
でも、なにも変わらない日々を過ごすくらいなら行動に移した方がいいに決まっている。
「探そ」
「でも、手掛かりが何もないんじゃ無理じゃないか?」
俺が言うと
「大丈夫。先に聞き込みして、若菜は隣町の◯市にいるらしい。」
「広いな。でも…若菜は苦しんでいるんだ。何も事情は分からないがぜってー探し出すぞ。」
俺と大志が二人で行こうと決めた時、
「なーに二人で行こうとしてんだよ」
っ!?
そこには翼が先頭にみんな居た。
なんで?
「なんで?みたいな顔してるな。
俺を舐めんなよ?俺も聞き込みに行ったら大志に先を越されてたんだよ
んで、もしかしたらと思ったら案の定って感じだな。とりあえず二人より三人、三人よりみんなだろ?」
こいつら…
優しすぎるし、何もしていなかった俺はなんてバカなんだろうと後悔した。
「みんな。ありがとうな。」
みんないっせに笑いだした
え、なんで?
「別に悟のためじゃないし、若菜を探すんだよ」
夏蓮がそう言う。
まあそれもそうだなと納得した。
そして、俺たちは若菜を探しに隣町に向かった。
色々な人に聞き込みをしたが、収穫はぜろ。
◯市を色々回ったがやはり情報が少なすぎて見つからない。その日一日潰したが、駄目だった。
それから俺らは夏休みの間、来れる人だけで若菜を探しに行った。
若菜。どこに居るんだよ?
なんで、俺やみんなを置いていったんだ?
聞きたい事が多すぎる。
そして、若菜はみんなに隠していた過去。
全部、全部受け止めてやる。
だから、帰ってきてくれ若菜……
俺はどーすることも出来ずに、日々は無性に過ぎるだけだった。
そんなある日、突然大志から連絡がきた。
今日、時間ある?
たったこれだけだった。
でも俺は毎日家でゴロゴロして、若菜の無事を祈るだけだった。
「急に悪いな。なあ、一つ提案あるんだ。」
「なに?」
「若菜を探さねーか?」
っ!?
俺はびっくりしすぎて、声も出なかった。
でも、なにも変わらない日々を過ごすくらいなら行動に移した方がいいに決まっている。
「探そ」
「でも、手掛かりが何もないんじゃ無理じゃないか?」
俺が言うと
「大丈夫。先に聞き込みして、若菜は隣町の◯市にいるらしい。」
「広いな。でも…若菜は苦しんでいるんだ。何も事情は分からないがぜってー探し出すぞ。」
俺と大志が二人で行こうと決めた時、
「なーに二人で行こうとしてんだよ」
っ!?
そこには翼が先頭にみんな居た。
なんで?
「なんで?みたいな顔してるな。
俺を舐めんなよ?俺も聞き込みに行ったら大志に先を越されてたんだよ
んで、もしかしたらと思ったら案の定って感じだな。とりあえず二人より三人、三人よりみんなだろ?」
こいつら…
優しすぎるし、何もしていなかった俺はなんてバカなんだろうと後悔した。
「みんな。ありがとうな。」
みんないっせに笑いだした
え、なんで?
「別に悟のためじゃないし、若菜を探すんだよ」
夏蓮がそう言う。
まあそれもそうだなと納得した。
そして、俺たちは若菜を探しに隣町に向かった。
色々な人に聞き込みをしたが、収穫はぜろ。
◯市を色々回ったがやはり情報が少なすぎて見つからない。その日一日潰したが、駄目だった。
それから俺らは夏休みの間、来れる人だけで若菜を探しに行った。
若菜。どこに居るんだよ?
なんで、俺やみんなを置いていったんだ?
聞きたい事が多すぎる。
そして、若菜はみんなに隠していた過去。
全部、全部受け止めてやる。
だから、帰ってきてくれ若菜……