ホストの憂鬱
店内に入るとガクさん以外はみんな来ていた。

一通りの準備して、みんなで談笑する。緊張はもうなかった。

みんな新人ではないのだから。ただ、それに伴うだけの顧客が絶対的にすくないだけだった。

オープンの合図。看板に明かりをともし、店内を暗くしてブラックライトをつけた。

有線を流した。俺はキャッチにでることを覚悟した。この何ヶ月で、同業者に知り合いができた。

そのために誕生日にキャッチにでるなど俺自体恥ずかしいことでもあるし、ムーン自体にも恥ずかしいことであった…
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