ホストの憂鬱
お寺に入場料を払い、俺達は和尚さんの一番前に座った。
お寺には絶えず鈴虫の鳴き声が聞こえた。
鈴虫寺と呼ばれていた。
和尚さんの説法はとてもユニークだった。
真面目な話しに時折、冗談をまぜて、飽きない話しをした。
そして肝心な話し「入口にお地蔵さまがいらしゃりますから、お札を購入して、お札に描かれているお地蔵様の顔を出して合掌し、願い事を言ってください」
愛の目が輝いているのがわかった。
まあ、愛が聞きたいのは説法じゃなく、礼拝のしかたなのだから当たり前だった。
お寺には絶えず鈴虫の鳴き声が聞こえた。
鈴虫寺と呼ばれていた。
和尚さんの説法はとてもユニークだった。
真面目な話しに時折、冗談をまぜて、飽きない話しをした。
そして肝心な話し「入口にお地蔵さまがいらしゃりますから、お札を購入して、お札に描かれているお地蔵様の顔を出して合掌し、願い事を言ってください」
愛の目が輝いているのがわかった。
まあ、愛が聞きたいのは説法じゃなく、礼拝のしかたなのだから当たり前だった。