ホストの憂鬱
そして、彼女達の争奪戦が始まったわけなのだが、それを仕切ったのがなおさんだった。
本当は俺か政に仕切る権限があり、当然、一番始めに話しをする権利もあった。
俺は政に入店二日目の恩もあり、初日に愛ちゃんが来てくれているため、政に任せるつもりでいた。
本来なら、カウンターに座って貰い、二人なら二人で接客するところをなおさんは離れる事をしなかったために政が不満をぶつける事になった。
政がなおさんに向かって何を言ったのかは知らない。
気付いた時にはなおさんが暴れだしていた。それも新規の客を目の前にして。
この日は結局、ガクさんが仲裁に入りおさまりをつけたのだが、俺達四人となおさんの確執は決定的なものとなった。
本当は俺か政に仕切る権限があり、当然、一番始めに話しをする権利もあった。
俺は政に入店二日目の恩もあり、初日に愛ちゃんが来てくれているため、政に任せるつもりでいた。
本来なら、カウンターに座って貰い、二人なら二人で接客するところをなおさんは離れる事をしなかったために政が不満をぶつける事になった。
政がなおさんに向かって何を言ったのかは知らない。
気付いた時にはなおさんが暴れだしていた。それも新規の客を目の前にして。
この日は結局、ガクさんが仲裁に入りおさまりをつけたのだが、俺達四人となおさんの確執は決定的なものとなった。