付き合う→結婚
「胸が…痛いだろ…」

「圭太…」

声がして後ろを向くと、そこには圭太が居た。

「どうしてここに…」

「静と教室に行ったら居なくなってたから、探したんだよ…」

「そっか…。
ごめんなさい…」

せっかく戻ってきてくれたのに…私は…。

「俺も…胸が痛い…。
桃子が胸を痛めてる姿を見て…胸が痛むんだ…。
好きだから…。
桃子を女として…好きだから…」

「圭太…」

「だから…。
桃子の胸が痛いならそれは…。
それは…男として…好きって事だ。

桃子は…男として、土屋正男が好きなんだ」
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