ツンデレ男子
そのあとも絶叫乗りまくったあたしたち
相模はちょっとお疲れだった。
「いやーあいつにも苦手とかあるんだねーふふふふふふふふふふ」
売店でそう言って笑うあたしをみて紗南が性悪なんて言ったけど関係ない。
「…でもさすがにやりすぎたかな」
椅子でぐったりしてる相模をみて少しそんなことを思う
「じゃあ次はお化け屋敷いこっか」
あたしが苦手なのを知ってにやにやしていう紗南の方が絶対性格悪い←
ホットドックやらポテトやらジュースを買って男子が取ってた席へ。
「はいこれ相模の」
頼まれてたホットドッグと一緒に自販機で買ったポカリを渡した
「え?俺「あたしのおごり」
そういうと驚いた顔でフリーズした
「ダウンされるとめんどくさいし」
「「素直に言えばいいのに」」
なんて紗南と拓真くんの声は無視
「…ありがとな」
少し、ほんの少しだけど微笑んだ相模を見て今度はあたしが固まってしまった。