俺様男子に誘拐された件
陸side Ⅲ
○陸―RIKU―side○
『陸の事、好きなのっ…』
そういった瞬間、珠々は俺の前で倒れた。
「おいっ、珠々!?大丈夫か!?」
顔熱っ
こいつもしかして熱?
―ピピピピッピピピピッ
「38°7…………熱高ぇな」
こいつが熱なのにも気づかねーって
俺まじありえねー。
珠々を問い詰めすぎたかもしれない
「せーのっ………」
珠々を抱っこしてベッドに寝かせる。
相変わらず軽いな
腕とか足とか細すぎだろ。