俺様男子に誘拐された件
陸side Ⅳ
○陸―RIKU―side○
「おいっ、………元彼!」
「あ、東堂陸」
「神崎だし」
なめてんだろこいつ。
俺は元彼の学校を訪れて校門で待ち構えてた。
この前あった時の制服で、大体ここかなって思ってきたらマジで合ってたからビクッたー
「お前と話したいことあんの」
「いいよ、あっちいこ」
なんだなんだ、こいつも話す気だったのか?
ってか俺らの周り騒がしすぎだろ。
かっこいいー!だの、誰あの男子やばーい!だの、ダブルイケメン!だの、
あーあーうっせーな
知ったこっちゃねーよ。
「お前相変わらずモテてるね」
「お前人のこと言えねーぞ?」
俺は思い出したんだよ……こいつの正体。