恋愛スキルライセンス

次の日の翌朝、俺は少し寝坊してしまい電車に乗り遅れないよう急いで準備していた。



リビングでは母さんと父さんと妹がなにやらニュースで騒いでるようだった。



俺は朝食もとらず歯を磨いて顔を洗い準備していたからそんなことには一切ふれなかった。




「あ、いってらっしゃい圭一。」



「行ってきます!」





少しニュースが気になったけど、遅刻するわけにはいかない。




なんとかギリギリ電車には間に合ったから、遅刻はしなかった。





しかし学校に着くと、教室でもなにやらざわついている様子だった。







朝からなんなんだ…と思っていると担任の磯山が教室にやってきて体育館に集合するように言っている。


昨日始業式したばかりだってのに、また何かあるのかよ。




朝のニュースが関わっているのだろうか。



とにかく、みんな体育館に移動させられた。

< 15 / 121 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop