恋愛スキルライセンス
「圭一…、おそいね。」
「うるせえ、お前んちなんだからお前の方が早くて当たり前なんだよ!」
ったく、そんな腕あるなら掃除ぐらいしろよな。
うわ、こんどはパンツかよ…。
へえ、こんなの穿くんだ女子って…。
俺は始めてみるそれに視線と行動を遅らされた。
「かぶる?」
「うわっ!」
「…、かぶらないよ!」
俺は下着類はすべてスミに放り投げるようにした。
調子狂うなあ…、俺あんまり女子の耐性なかったんだよな。
それでもなんとかコイツを救いたいから掃除始めたんだよな。
「圭一、ここ、私がやる。」
どうやら花蓮はその手際良さで周辺を片付け終えたらしい。
「ああ、頼む。」
俺は次に風呂とトイレをみた。
うわ、ところどころかびはえてるじゃねえか!コイツこんなとこ入ってんのかよ!
A型の俺には許せない光景だった。