ハチミツ色の恋

「いや、その貴方、冷たい感じがしたから、でも、さっきの言い方全然そうゆうの感じさせなかったっていいますか、そのまぁそんなところです、はい。
…あれ、私なに言ってんるんでしょう？あぁ、すいません‼︎」


もう、ダメ

マシンガントークといっても過言でもないほど一気に喋った私


軽く息切れしているし、最終的に焦りすぎて自分でもよく分からなくなってしまった


そんな私を無表情な顔でジッと見ている彼


なんか恥ずかし過ぎて顔が真っ赤になっていくのが自分でもわかる


少しでも顔を隠したくて、頭を深く下げる

「…もういいから、頭上げろ」

頭の上から彼の声が聞こえる


なんだか何かに耐えているよう


あーどうしようもしかして怒ってる？

大丈夫かな

顔もう赤くない？怒ってない？



あー‼︎