ハチミツ色の恋
と、内心感激していると
「妖精さん、妖精さん?こっちにフルーツケーキとチョコレートケーキとブルーベリーチーズケーキを1つずつくださいな。あと、ハーブティーも」
馴染みのある声が後ろの席の方からの聞こえてきた
「沙綾‼︎いい加減その妖精さんってやめてくださいっ」
艶のある長い黒髪と切れ長な瞳
スカートから伸びるスラリとした長い足
お客さんの視線を集めるその美少女は私の親友の天月 沙綾 _amazuki saaya_
「あら、いけなかったかしら?
そうやってスイスイ動いてると本当に妖精みたいなんだもの
というか、私のみゆうをジロジロ見ないで頂きたいものですけど。」
そうやって睨みを利かせる親友は美人なだけあって迫力満点