天才極甘党系男子



それから僕は今まで遊んでたのが嘘みたいに学校に行き、家に帰っては勉強。


髪も黒髪に戻して遊ぶのは避けた。


それを見た寿美乃も自分だけが遊ぶのはおかしいと夢に向けて料理に対する勉強だったりを頑張っていた。


メイクなんてしなくなった。


夜で歩くことなんてお互いなしにした。


あまり会うことはなかったけれど、
それはそれでお互いに頑張ろうと夜の電話で励ましあった。


「それじゃあおやすみ」


今日も日課である電話をしていた。


もう、終にする時間。


いつもならおやすみと返ってくるのに今日は返ってこなかった。


「寿美乃?」



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