天才極甘党系男子



そこから、どれほどしていたんだろう。


最初は僕だけだったけど、

途中からは寿美乃も求めて。


かなりの時間僕たちはキスをしていた。


幸せだった。


ずっとずっとこのままでいたいと思った。


「じゃあ、帰るね」


「ん」


お互い、何もなかったようにいつもの分かれ道で離れていく。


僕はいつ言えるんだろうか。


好きだと。


寿美乃が大切な存在なんだと。



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