天才極甘党系男子
あれから1週間。
お義父さんからの連絡なし。
わたしたちの関係変化なし。
颯佑の態度はあの時とは違って前と変化なし。
「いってらっしゃい!」
「ん。今日はオペがあるから遅くなるかも」
「はーい」
「……今日もバイト…?」
「うん、そうだよ?今週いっぱいでやめることにしたの。だから週末これたら来てね」
たぶん、忙しくって無理だと思うけど。
「甘いもの食べれるならなんとしてでも時間空ける」
さすが甘党。
わたしはドアを開けて出ていく颯佑を見送った。
「よし!行きますか!」
わたしはメイクを軽くしていつものバイトカバンを持って家を出た。