天才極甘党系男子



「これ、7番〜」


「はーい」


わたしはもらったデザートを7番テーブルに持っていく。


そんな時だった。


カランコロン。


「いらっしゃいませー」


笑顔で振り返るとそこには颯佑。


「そ…すけ」


「2人で」


咲和も隣にいる。


咲和は少し苦笑いでわたしに手を降った。


わたしはテーブル席に案内してメニューを開く。


「こちらが、おすすめになっています」


「澄乃が作るならなんでもいいや」


「えっ…」


「そういう約束でしょ」


「あ、はい。かしこまりました…」


咲和も同じのと言ってメニューを閉じた。



< 199 / 306 >

この作品をシェア

pagetop