天才極甘党系男子
「これ、7番〜」
「はーい」
わたしはもらったデザートを7番テーブルに持っていく。
そんな時だった。
カランコロン。
「いらっしゃいませー」
笑顔で振り返るとそこには颯佑。
「そ…すけ」
「2人で」
咲和も隣にいる。
咲和は少し苦笑いでわたしに手を降った。
わたしはテーブル席に案内してメニューを開く。
「こちらが、おすすめになっています」
「澄乃が作るならなんでもいいや」
「えっ…」
「そういう約束でしょ」
「あ、はい。かしこまりました…」
咲和も同じのと言ってメニューを閉じた。