天才極甘党系男子



すると、


「あれ、咲和来てたんだ」


「あ、うん」


「えっ…颯佑…?」


店長から一瞬、笑みが消えた。


そして、それを濱さんも見ていた。


颯佑はゆっくりと振り返ると、目を大きく見開いた。


わたしも手を止めてそれを見る。


「す…みの……」


「元気にしてた?」


すぐに笑顔に戻ると店長は颯佑の隣に座った。


颯佑は苦笑いだ。


それからは3人で座って話している。


いいの。


わたしは気にせずに作業を再開した。



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