天才極甘党系男子



「ねぇ、写真ないの?写真!」


「写真、ないよ」


そう言えば持ってないや。


「ええ!それなら見に行かなくちゃ!」


「今は家に居ないからな〜」


「いつ帰ってくるの?」


「さぁ?」


「何そのスケジュール把握してない感じ!」


「いいのいいの」


「病院行こう」


「そんなの無理無理無理無理!」


菜央はため息を吐いてわたしと好のやりとりを聞いている。



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