天才極甘党系男子
それから着替えて、テーブルにつく。
わたしも料理を持って行った。
久しぶりにわたしの作ったご飯を目の前で食べてくれる颯佑。
「そう言えば」
「ん?」
「咲和が会いたがってた」
「木元さんが?」
「うん、元気にしてるかって。
検査も兼ねてきたら?うちの病院」
「そうだね、」
土日じゃないといけないな。
平日だとバイトあるし。
「明日は?明日なら僕も出勤だし」
「えっ、あ、明日?!朝なら…」
「朝はほかに患者いるよ」
てことは、夕方とか?
「なんかあんの?」
「う、うーん」
「まぁいいけど。適当に来てくれれば」