天才極甘党系男子



「いらっしゃいませ」


お客様が来てわたしは頭を下げてあげるとびっくりしてしまった。


そこには木元さん。


「木元さん…?」


「何やってるの?」


木元さんも驚いている。


こ、こここここれはまずい!


「これ、秘密にしといてください…」


「あ、う、うん」


「あれ、咲和じゃんか。なに、来てくれたのか?」


「あ、」


木元さんに話しかけたのは店長。


しかも親しげだ。


「サービスしてやるよ、待っときな」


そう言って適当に席を案内させて店長は中に入っていった。


「木元さん…」


「颯佑はしってる…わけないか」


「…あ、はい……」


< 73 / 306 >

この作品をシェア

pagetop