天才極甘党系男子



もう、ありえない!


あんな人と結婚なんて!


わたしはズンズンズンズン歩いていく。


わたし今までこんなにも嫌な人間あったことない!


「ちょ、君!」


ほんとに、わたしはあの人と結婚しなきゃいけないのかな?


プオーーーンという音でわたしの足は止まる。


音のする方を見るとすぐそばにはトラックがいて。



「おい、救急車呼んで来い!」


誰かの叫び声がたくさん行き交うなかわたしは地面に落ちた。


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